東日本大震災からの震災復興では、その知見が明解な形でまとめられていないものの、当事者同士の間では、多くの有益な知見が共有されています。JIAと災害研の協定締結を機に、それらの知見・関係性をこれから未来の被災地域に広げ、将来の災害発生時に、その関係性が活かされるであろう共有知・人的関係性を構築することを目的とします。
できれば、未来の被災地や事前復興に取り組む地域と、単年度でなく継続して、知見を共有できる仕組みづくりに取り組みたい。今回は、南海トラフに着目し四国・徳島を舞台に想定したシンポジウムを構想しています。また、災害対策会議が目標として掲げている「ポータルサイト」整備に向けて必要な情報収集の場とします。
日 時:2022年10月12日(木) 18時00分~21時00分
開会の挨拶 岩田 司(災害研)
ROUND1 :被災者のより良い選択が導くより良い合意形成
事例紹介:今野照夫(北上町にっこり団地・元北上総合支所地域振興課)
ROUND2 :合意形成に立脚した復興まちづくり・合意形成に果たす専門家の役割
事例紹介:女川の事例・中央復建コンサルタンツ株式会社 末祐介
ファシリテーター:手島浩之(JIA宮城地域会)
申込締切は10月9日です。
※参加無料 定員100名